東京台湾あっちこっち

東京にすむ30代半ば、台湾を好きになりいちから中国語。

『夫・車谷長吉』 高橋順子

 

夫・車谷長吉

夫・車谷長吉

 

 「数年前、地下鉄神楽坂駅伝言板に、白墨の字で「平川君は浅田君といっしょに、吉田拓郎の愛の讃歌をうたったので、部活は中止です。平川君は死んだ。」と書いてあった。

 十数年前のある夜、阪神電車西元町駅伝言板に、「暁子は九時半まで、あなたを待ちました。むごい。」と書いてあった。」

 

車谷長吉の『赤目四十八瀧心中未遂』の冒頭。当時大学生の私はこの書き出しで心がグラッと揺れるような感覚になりました。異様なもの、異形のもの、に触れたような気持ちになり、出てくる人達の背負う業のようなものに打ちのめされるかのようでした。そして、こんなにもギリギリの小説を書く人の覚悟を思いました。

そこから車谷長吉の小説を、エッセイを、沢山読むようになったのです。

 

この本は2015年に亡くなった車谷長吉の奥さんで、詩人の高橋順子さんの書かれた、夫婦のエッセイです。

二人の関係は、高橋さんの詩に心動かされた車谷さんが一方的に送る絵手紙から始まります。一般的でない二人の、独特な関係性は、1993年に結婚をし、夫婦となります。高橋さんの詩集もいくつか読んでいるのですが、柔らかで、それでいて、とても芯のしっかりと太い女性なんだろうなあという印象があります。

 

命を削るかのように小説を書き、沢山の人に訴えられたり、絶縁されて、精神を病んでいく車谷さん。それでも寄り添い、見守り、追い詰められていく精神世界に付き合い、共に居る高橋さん。

「結婚して二年と四カ月だった。この結婚は呪われたものになった。もしも私が「離婚しましょうか」と言ったら、長吉は「はい、分かりました」と言うに決まっている。試しに言ってみるなどということは許されなかった。だから私は冗談にもそれだけは口にしないできた。長吉も一度も口にしなかった。」

 

 

私は結婚していませんが、親や友達、知人の夫婦を見ていると、「夫婦」っていうのはその夫婦の数だけ形があるんだなって思います。この人とあの人だからこその形を作っていくんだなあと。この夫婦の形がいいなって思ってもそれはあちらの夫婦には当てはまらない。正解なんてどこにもなくて、周りがどんなに否定したって、当の二人が幸せならそんなもの、なにをかいわんや。

 

私には良く分からないし、私だったらしんどいかもなーーという関係性を上手くやっている夫婦もいますしね。ゆるやかにしっかりとそれぞれの形になったり、または築くことを止めてそれぞれの道を選ぶ元夫婦もいるし、「普通」の夫婦も友達も家族もそんなものはどこに行ったら会えるのでしょう。

 独特の形をしている関係性は、その人たちのぶつかってきた関わってきた証だし、誰にも何も言えないものですよね。ただただ心の中で幸せでいてほしいなあ、と呟いて、あとは眺めているだけ。

他人には分かり得ない色々を抱えてそれぞれに関係しているんだなって思うことばかりです。ぐるぐるしてきます。

 

 

母親に泣きながらもう書かないでくれと何度も懇願され、車谷さんは亡くなる数年前から小説を書かなくなる。そこから明らかに精神の張りのようなものを失った数年間の記述はなんとも寂しさの漂うものでした。書く、という自分自身の恐ろしいほどの業を抱え込み凄まじい覚悟で生きてきた、そこから発生するものにまた自分を痛めつけながらそれでも書かずには居られなかった、そんな人だったのでしょうか。

 

車谷さんがいかに高橋さんを必要としていたか、高橋さんがいかにそんな車谷さんを見つめて寄り添ってきたのか。二人が様々に転げ回りながらこの二人にしか分かり得ない関係性を積み上げてきたのか、それがつまったエッセイでした。

 

「長吉は二階の書斎で原稿を書き上げると、それを両手にもって階段を降りてきた。「順子さん、原稿読んでください」とうれしそうな声をだして私の書斎をのぞく。私は何をしていても手をやすめて、立ち上がる。食卓に新聞紙を敷き、その上にワープロのインキの匂いのする原稿を載せて、読ませてもらう。

 私は評論家ではないので、なにほどのことも言えない。「すごいね」とか「いいねえ」とか、途中で笑ったり、平仮名の抜けている箇所を注意したり、「女の人はこんなふうに言わないよ」とか、単純なものである。それでも長吉は儀式のようにまず私に読ませた。」

 

重ねてきた時間のなんと素敵なことでしょう。もう戻らない時間のなんと寂しいことでしょう。

でもね、ほんとに車谷さん高橋さんより先に逝けて、良かったなってなんか思いました。そんな二人の時間をちょっとだけ垣間見るようでした。

 

 

 

三つ子 de 韓国語

寒いっ!寒い寒い寒いよ、日本列島!嫌い、嫌いだよ、寒いのは!無駄にセンチメンタルになるんですもん、無駄!

立春ということで立つはずの春が今年は腰砕け。しっかり立っておくれよ、春。

 

さて、韓国語のお話です。二年前は一年間韓国語の勉強をしていました。その後やっぱり台湾への興味が冷めず中国語へ動くのですが、それまで他言語に興味のなかった私の初めての自発的外国語学習は韓国語でした。

友達から借りた有名なこちらのテキスト

1時間でハングルが読めるようになる本 (ヒチョル式超速ハングル覚え方講義)

1時間でハングルが読めるようになる本 (ヒチョル式超速ハングル覚え方講義)

 

 これを読んでみたらあの記号でしかなかった謎の文字、ハングルの仕組みが分かり、それはまるでパズルのよう!こりゃおもしろい!と丁度4月から始まるNHKハングル講座を毎週見て、テキスト真面目にやって、、、韓国語は本当に日本人には一番勉強しやすい言語でしょうね。文法が同じって素晴らしい!ハラショーー!ロシア語。

結果的に一年間のんびり独学をしてみたら、旅行にある程度困らない位にはなりました。ただこれって本当に入り口で、自分が何を考えてるのか伝えたり細やかな意志の疎通をするにはもちろんまだまだ。それでもちょこっと、頑張って片言韓国語で一人旅をすると、それまで体験しなかった出会いがあったのも事実。

語学っておもしろーーーいと体験した一年間でした。

 

独学の方法って沢山あって、正解とか分からないんですが、これたのしく見てたら確実に語彙が増えたなーーっていう韓国バラエティーがあるんです。

それが現在も放送中の「スーパーマンが帰ってきた」という番組です。

これは芸能人のお父さんが48時間父と子どもだけの時間を過ごす、というもの。育児バラエティーですね。この番組に出演していたモデルのSHIHOと格闘家の秋山成勲の娘・サランちゃんも韓国では大人気!たっくさんCMにも出ていました。秋山さんは在日の方だったみたいですね。番組始まった頃は本当に単語しか韓国語を知らないサランちゃんがすくすく韓国語を吸収していく姿は羨ましいの一言です。子供はスポンジだーー

 

そして私がこの番組でハマったのが韓国でも国民的人気の三つ子대항  민국  만세 (デハン ミングク マンセ)であります!

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日本語にすると大韓 民国 万歳 というなんかちょっと震えるくらいの愛国心溢れる名前なのですが、、、この子たちがすこぶる可愛い!

三つ子ちゃんはもう番組を降板しているのですが、今もとっても人気があります。

お父さんは俳優さんだそうです。

 

この番組の何がいいって、子供たちの話す韓国語は簡単で、前後の動きからも理解できる!というところ。特に小さい頃の三つ子ちゃんは単語を話すので、あーー怖いって言ってるなとかおなか減ったって言ってるんだろうなーーとか見ていると、後々独学中のテキストに出てきたりして、身に落ちやすいのです!

 

大人の話す文章はまだまだ難しくても、子供たちの言葉は全身使って感情表現してくれてるし、日本語字幕がなくっても大丈夫。かわいいいーーって見てると自然と単語も韓国語も耳になじんでくるという、ちっとも嫌にならない教材でした。

 


【日本語字幕】🐼テハン ミングク マンセ🐼 「マンセVSえび」

例えばこれ。

海岸でエビを食べる一家ですが、日本語字幕なので分かりやすい。セウ、はエビなんだなーー。ムソウオ、は怖いだなーー(カタカナで外国語の読みって難しいですね)ということが韓国語のテロップ見ながら伝わってくるし、何よりマンセが怖いって全身で言ってるので日本語字幕がなくっても想像出来て、可愛くて楽しいのです!そしてあれだけ怖がった後に急にラーメンすするマンセ、、大人には出来ないかっ飛び方で見とれてしまうくらいです。

 


【日本語字幕】テハン ミングク マンセ 「ミングガ…付いてきちゃ駄目だよ…www」

これは次男のミングク。なんとも真ん中っ子の愛嬌溢れるミングク。

寝起きのミングクの可愛さったらないです。それに三つ子ちゃんは歌も大好き。


[HIT] 슈퍼맨이 돌아왔다-동요애호가 민국이, 이제 '댄스'까지 능수능란.20140928

長男のデハンは4分しか先に生まれていないのにどうしてかものすごく長男です。多くの一番上の子は(私もなんですが)それでも自分だけで親を独り占めした時間があって、下の子が生まれるけれど、双子や三つ子だとその時間が一切なくて、一足飛びにお兄ちゃんになるんだなって思いました。少し寂しかったりもするのかなあ。


【日本語字幕】テハン ミングク マンセ 삼둥이 🍜カット 「弟の面倒を見るテハンw」

 

この三つ子ちゃんの好きな所は可愛さはもちろんですが、みんななんか強いのです!

番組には他にも双子も一人っ子も出演していてそれぞれ可愛いのですが、この三人がなんだか図太い!なんというかお父さんは手が二本しかないから最大限手を繋いだとしても二人としか繋げない。そうするといつも誰かしらは兄弟と繋ぐ、もしくは独りでテトテト歩く、ということになりますよね。それを当たり前としている三つ子ちゃんは、もちろんお父さんが一番だけど、知らないおばさんに面倒みてもらうこと、靴下を脱がせてほしいと横にいる女の子に平気で頼むこと、そんな、マンツーマンで親に相手にされないことに慣れている!その強さが見ていて気持ちいいんです。スタッフのおじさんと知らぬ間にソリで滑り降りていたり、おばちゃんにお菓子もらったり、素晴らしい力強さがあるのです!

 

KBS という韓国の放送局の番組なので公式YouTubeには三つ子ちゃんの出演部分だけをまとめたものもあり、これには英語字幕と中国語字幕あったりもするので更に意味と韓国語を照らし合わせて見るにはもってこい!

それにいつみてもついニコニコしちゃう三つ子ちゃんの可愛さも相まって、わたしとしてはおすすめの勉強法だなーーって思っているのです。


The Return of Superman - I'm a sweet morning angel


The Return of Superman - Watch Out the Dinosaur!

中国語でもこんな風に楽しく見てると語彙が増えるかしら、、、そんな番組あるかしら。探してみよう。

外国語話してるみなさんすげえなあ。

世界には色んな言語と世界が広がっていますね。寒い寒い毎日、インフルエンザも流行っています、お気をつけて健康第一でお過ごし下さいんね!

お花畑から来た少年/花甲男孩轉大人

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2017年に台湾でヒットしたこのドラマ。台湾の人気ミュージシャン盧廣仲(クラウド・ルー)が主演しているこのドラマ。

以前ちょこっと感想を書いたけど、二回目を見たし、ちゃんと書いてみたいのです。

 

中国語のリスニングにもいいかなーーって中国ドラマや台湾ドラマをたまに見るのですが、どうも日本でみられるものは御曹司と頑張る健気な女の子の心ときめく恋!みたいなのが多くて、かといって字幕なしで理解できるはずもなくチョコチョコ見ては飽きてしまってやめる、という感じでした。

でもこのドラマ!沢山笑って、そんで沢山泣いて、あっという間に見てしまいました。あらすじとしては、大学を留年してばかりのダメーーな感じの主人公・花甲(盧廣仲)が大好きなおばあちゃんの危篤を期に実家へ戻る。そこに集まる情けない家族や親戚達、花甲とそれぞれの人の物語。

 

お金や地位に固執するおじさん、子供を亡くした悲しみから抜け出せず独りの世界にいるおじさん、結婚間近なのに怪しいいとこ、家出したままのお姉ちゃん、刑務所からでてきても家族が崩壊してもうだつのあがらないままのお父さん。そしてなにより花甲自身も何をしたいのか出来るのかすべきなのか全くわからない。

そんな、どーーーーっしようもない、情けない、愛おしい、家族のお話です。

1人も立派な人が出てこなくて、でもだからこそ胸を打つというか。全部が素晴らしいことも、悪いとこの一つもない人も、オールハッピーな人生もそんなものどこにもなくて、素敵な恋人とキッスをしたらハッピーエンドの世界もない。

てかむしろ、キッスしてからのほうがよっぽど大変じゃない?そこらへんディズニーよ、どう思う?美女よ、野獣よ、白雪姫よ、その後の人生どうだったんだい?みたいな私にはとってもとっても心震えるドラマでした。

 

涙の演技も何というか、綺麗じゃなくて。鼻水ダラダラ流していたりして。ちょっと引く位に。でも泣くと鼻水でるよなーーーって思いながら、しかしおめえ自業自得だ!だめ男め!でもな、完璧ではいられないもんな、とかおもったりして。

 

特に、びんろうショップをやっているお父さんとそこのセクシーな売り娘のステイシー姉さんとの愛憎入り混じった関係性は良かったです。あんなにときめきの無い、情けなくて笑っちゃって、寂しくて涙のでるキスシーンも珍しい。

どうしようもない男だって思って、何度もケンカして、それでも見捨てられなくて、そんな自分も悔しくて、、というステイシー姉さんは、綺麗で強くて情けなくて哀しい、素敵な人でした。

 

過去に起きたことや自分がしたことに向き合うのはものすごく難しくて、なかなかに人は逃げるし、それは生きる術だったりもしますが、どうにかこれからを生きていくために大事なものを大事に出来るように生きる人達は笑えて泣けました。

 

盧廣仲の演じる花甲もキュートにどうしようもなく、よれよれのTシャツにジャージが良く似合ってぐっとくるものがあります。随所に笑えるシーンも盛り込まれ、ファンタジーの匂いの漂うワンシーンも混ざって重くならずに見られるのも良いところです。

 

物語の舞台は台湾南部だそうで(撮影は台中なのかな?)台詞の多くは台湾語だそうですが、そこまでのリスニングは私にはちと難しかったです。でも危篤のおばあちゃんを家に迎え入れる作法や結婚式の様子、花甲の実家など、台湾の田舎ってこんな雰囲気なのかなあと感じることも出来ます。

 

盧廣仲の歌う主題歌も心に響きます。


金鐘52/感動!盧廣仲「魚仔」致敬電視人 豬哥亮再現大螢幕…|三立新聞網SETN.com

 

これ、映像の台湾芸能人の方々を存じ上げないのですが、この魚仔、とてもいい!

歌詞を和訳してくださっている方がいて、ようやく理解したのですが、本当に素敵な歌詞でした。

 

来月には台湾で映画版の上映がされるそうで、日本でもみたいなああ。

 

わたしはもともと家族や疑似家族、曖昧な関係性のお話が好きで、情けなくてかわいい人に心震えるたちなのでこのドラマ本当に面白かったです!

日本では今Netflixで配信されていますので、お時間あったらぜひ観てみてください!

ちなみに去年の日本ドラマではカルテットが大好きでありました!

 

永遠の片思い、中国語教室探し!

中国語の勉強を今年はしっかり始めたい。

年始に心に決めながら、家族が体調を崩したりその治療が始まってバタバタしている最近なので実際に始められるのは落ち着いてから、3月とかかなあ、という近況ではあるのですが、ちらほら体験教室にいったりして、中国語教室を探しています。

 

外国へ行くのは楽しいのに全く言葉を習得したいと思ったことのなかった私が、中国語話したい!と思ったのは台湾に出会ってからなのですが、ほんのちょっとかじっただけでも超面白い。そして超絶果てしない気持ちにもなります。母語である日本語を当たり前に操る毎日ですが、いかに多くの語彙の中からその時の自分に添った言葉を選んでいることでしょう。「すごくお腹がすいた」「とてもお腹がすいた」「超お腹がすいた」「本当にお腹がすいた」どれもこれもお腹がすいたの表現力だけれど相手との関係性、場所、口癖その他諸々含め、私は自分の言葉をとても自然に当たり前に選び取っているんだなと気づかされます。

 

さらに日本語は書き言葉も三種類もあって、「私」なのか「わたし」なのか「ワタシ」なのか、どの表記をするかによって読み手に与える印象も全く違う。でもこんなのって感覚的なことで、多少説明することは可能でも、この日本語を母語とする私の感覚は外国語として日本語を勉強する人にはとんでもなく遠い世界なのではないでしょうか。そして同じような果てしなさをこれからの中国語学習で感じるのだろうなあああ!と思うと、果てしない永遠の片思いを始めるような気分です。

外国に住み、外国語でコミュニケーションをしている人は沢山いらっしゃいますが、心底すげえなあって思います。果てしなさに身を置き、終わることのない違いに向き合う。面白いだろうけど、パワーのいる、凄い!

私もちょびっと違いの世界を覗き込もうとしている2018年なのです。

 

NHK中国語講座やラジオで独学の道も考えたのですが、発音!!! 中国語学習にはかかせない、というか他言語学習にはかかせない、発音!!! 皆様ご存知の通り中国語は四声によって意味も変わるし、日本語にはない音も沢山!発音の練習がとっても大事。

実は会社から中国語検定用の講座へ費用の補助も出るので通って準4級を取得したものの、3ヶ月で一冊の教科書をやり、試験に合格するための授業というのは発音やピンインの読み方など超超超サラッとしかやれず、文法の詰め込み、これでは話せるようになる気がしない!ということで、自分で中国語教室に通う、と決めました。

 

にしても中国語教室って東京だと本当に沢山!学校のようになっていなくて、カフェで教えてもらうものまで様々でもうなにがいいのやら分からない!

いい教室、いい先生って?などとネット検索してみても情報ありすぎようわからん!であります。でも結局のところ、先生との相性と自分のやる気よねーーーという所に落ち着く最近。なんせ言葉を勉強したいと思ったことが全くなかったので手探りで。

 

にしても。言葉の勉強は若いうちがいい。というのはごもっとも。耳が若いし、現在36歳ですが、高校生位の英語学習時との記憶力の差に驚きです!毎回新鮮な気持ちではじめましてを伝えたくなる単語があるんですもの!絶対出会ってると分かるのに、全く頭にピンインが浮かばなくて、どうしても「はじめまして」と言いたくなる単語たち!でもね、興味を持った時がタイミング。ゆっくりでもしっかりやってみよう、36歳。です。

 

さて、現時点での候補はみっつ。

①最寄り駅前の中国語教室

会社の通勤時に必ず使う駅前にあります。残念なことにグループレッスンは私のレベルに丁度良さそうな所が今はない、とのこと。いちから始めるグループがあるそうですが、いかんせん私が中途半端にやっているため、それは勿体ないからやるなら個人レッスンがいいのでは?と。先生もしっかりとした経験豊富な感じですがひとつ気になるのは質問した際に「中国語のルールなんです」と一度説明されたこと。いやそうなんだろうけどでも理屈が理解できないとなかなか身に落ちてこない私なのでムムムと唸りましたが、でもね。そういう風にグルッと飲み込んでいかなければ解釈できないことも沢山あるのかな、とも思ったり。

 

②最寄り駅隣の繁華街にある中国語

最寄り駅隣のアットホームな繁華街にある中国語教室。大学生なのかしら、といった感じの先生ではあるものの、ネックの発音はしっかり教えてくれそう。体験教室でも、しっかり私の発音で良くないのはこれとこれ、と指摘してくれました。ここも今だと個人レッスンになるそうな。

ただ、通勤時に途中下車するだけとはいえ、これがなかなかめんどくさいのでは?という懸念あり。

 

③会社の最寄り駅隣の中国語教室

こちらは会社から自宅と反対方向の隣駅近く。ただ会社最寄り駅から歩いても15分位。運動にもいいかもしれません。

ここは中国語学習の教科書を出していたりする先生の所で、実は一番勉強!という感じ漂う所だと思ったのですが、個人レッスンはなかなか高くて、グループレッスンを体験すると当たり前に本当に一からやることになり、ムムムと悩みどころ。

 

と、いう3つの教室を体験してこの中から選んで通ってみようと思っております。お金のかかるこちだから慎重にもなりますが、やってみないと分からない!という気持ちも正直なところ。色々落ち着いた3月辺りには始められたらなあ。

国語学習を始める時の決め手って何なんだろう。初めてのことってのはいくつになってもありますね!

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文章だけになってしまったので、昨年のお正月に人生初めて行った相撲写真をば。

相撲好き夫婦の結婚式にて、優勝力士・日馬富士を当てたのでその景品のとして次の国技館初場所に行ったのですが、一年経てば私にも日馬富士にも思いもよらないことが起こるものですね、、

 

国技館名物焼き鳥食べたり、外国から言語と脳の研究に来ている人と話したり(たぶん、英語だったので大体の理解ですけども)遠藤の顔抜き写真で楽しんだり、あの楽しかった時からもう一年。はーーーー、時間の過ぎる早さに腰抜かしそう。今年も一年色々あるだろうけれど、楽しくやりたいものですね!

果てしなき道のり、その先は、どこに

携帯を、変える。

このたった一つがどうしてこうも複雑か。

いや違う。私がいけないのだ。私がついていけていない。私が理解力不足。自己責任。この一言の心に突き刺さることといったら!!!

 

自分の不甲斐なさを本日はただただ愚痴らせて下さい。失礼します。

わたくし現在ある格安SIM会社?契約して二年くらい?そろそろ携帯も変えたいし、他社のSIMと携帯のセットに乗り換えようと思い立ちました。

二年前にソフトバンクから格安SIMに変えるときも意味が全く分からなくて、自分で色々検索につぐ検索をして混乱。結局こういうことに詳しい友達に涙目で助けを乞い、なんとかかんとか変えたものであります。

しかし、ブログも始めた私は今回こそはひとりでできるはず!

ネットから携帯もSIMもちゃんと申し込むのだ!と意気込み、会社を決め、今の会社からMNP予約番号頂きまして、新しい会社に意気揚々申し込み、三日後の昨日!届きましたよ、新しい携帯とSIMが。

 

だけどなんだかおかしいのです。なんだかへんなのです。

あれこれマイページをウロウロ探して気づきました。私、データ通信専用SIMを申し込んでいる。その驚愕の事実に。

崩れました、マイルームの畳のうえに。嘘でしょう?!どうして私!!どうしてよ!

思い起こせば、今の会社から頂いたMNP予約番号いれてないし、身分証アップロードしてないし、そもそも注文確定画面の、何を、私は見ていたのでしょうか。その瞬間、私の目は死んでいたのでしょうか。それとも白目を剥いて注文確定したのでしょうか?そうだ、絶対そうだ。

だってそうじゃなきゃ説明つかないこの失態!

あーーーーーー、我がことながら信じられないし嫌になる!そしてまっさら100%の清々しいほどの自分のせい!私以外に悪い人いないやつ。

きっとあちらの会社は何度もあなたの注文これですね?と確かめてきていたはず。そのたびに私は白目を剥いていたんでしょうよ。

 

はあああああ、カスタマーセンターのお兄さんに申し訳なく電話してSIMの変更をお願いするも予約番号の期日迫り、期限過ぎてから再発行して申し込むしかなく、もちろん手数料もかかるとのこと。そうでしょうね、そうでしょうよ。

申し訳なさそうにアナウンスするお兄さん。あなたに申し訳なさそうにさせている全ての原因を作ったのこの私。あなたが「すみません」と言って下さる必要など一ミリもないのです。でも、優しい対応、ありがとうございました。遠く離れた畳の部屋で私は感謝の気持ちと自分の不甲斐なさに震えています。

 

というわけで、まだ携帯の乗り換えが終わらない現状です。上手く出来たらまた報告させて下さい。。来月かなあああ、、

 

にしても本当にこういうネット関係、苦手です。この括りを何と言うのかすら分かりません。友達に最近電子書籍読んでるんだーと伝えると「似合わねえな」と言われるほどの周りも認めるアナログ人間。そんな私がやっているブログです。

デザイン変えるのも手探り。ほかの方のブログにある続きを読むってのをどうやって設定するのかもわからない。トップページ長すぎるからどうにかしたいのに、分からない。やり方を説明してくれるブログを見ても、なんやよう分からない。

そんな見づらいブログに来て下さる心優しい皆さんに、こんな愚痴ばかりの本日。東京は私の反省の心を写したかのようなどんより曇り空であります。

皆様におかれましては、私のようなみっともないミスなどなさらず、楽しい1日をお過ごしください。そうですね、言われなくてもしねえよってね。ええ、本当に自分で自分が信じられません。勉強しよう。現代社会を生きるんだもの!

 

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写真は本文と全く関係のない、去年行った釜山の市場での逃げ出すタコです。

みんなに「おじさん!逃げてる、タコ、逃げてるよ!」と通報され、あえなく店主に見つかり、水槽に戻されておりました。

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しかし!タコは諦めず再度の逃亡をするのです!

頑張れ、タコ!私の無言の応援も虚しく、またしてもおじちゃんに捕まったタコ。今度は絶対に脱出しないように店の奥のでっけえ水槽にぶち込まれておりました。それはそれは力強いおじちゃんの投げ込みっぷりでした。

最後は捕まってしまったものの、このタコの心意気を見習い、私も諦めずにSIMの変更、携帯の変更に挑む覚悟です。こじつけです。ただこのタコがおもろかったから可愛かったから紹介したかっただけです。

それでは本日はこの辺で、失礼いたします。