台湾一人旅七日目② ナイス麺、ナイス宿、ナイスな気分
水仙宮市場の端の辺りにあるのがこちらの海鮮麺やさん!
店内は満席、外にも人が並んで待っています。どんなシステムなのかしらー、と観察していると、どうやら店員さんに注文をすると番号札を渡されて、その番号順に呼ばれる模様。ふむふむ!
前のおばちゃんの注文を耳コピして、分からんから同じものを注文。音からして海鮮麺、と注文したはず。そして渡されたのがこの番号札。
60番!私の次の任務は呼ばれた60番をちゃんと聞き取ること!
何度も中国語の60を繰り返し、聞き逃さないように準備。
休む暇なく麺を作り続ける店員さん。どんどん来る注文を番号順に間違えず作るシステム、すごいなあ。テイクアウトの方も多くいらっしゃいます。台湾は屋台から小さな食堂までテイクアウトが必ずできますよね。更に日本人としてはそのテイクアウト方法もなかなか珍しくて面白い。
こんな風にスープと麺を別々のビニール袋にいれて、手早くクルクルっと縛ってゆきます。これ、家に破裂せずに持って帰るのちょっと緊張しないのかしら。
大人気店のため30分位は待ったかなあ、という頃に呼ばれましたよ、60番!
どうやら、あいつ中国語あんま分かってないぞと伝わっていたようで、店員さんがちゃんとお前そこの60番よ、ここに座って待ちなさい。と丁寧に指し示してくれました。
案内されたのは二人掛けの席。しばらくすると相席のおばちゃんが正面にやってきました。おばちゃんは何やら私に話しかけてきたけれど、分からずにキョトンとしていると、「いいいい、お前の注文はもうすぐ来るから、座って待っとけばOKだ」というようなことを中国語と身振り手振りで伝えてくれました。
さらには私の麺ができたと分かると「ここだここだ!この日本人のだ!」と店員さんに伝えてくれました。おばちゃん、ありがとう!
お待ちしておりました、海鮮麺!
豚?のレバーなどの内臓やイカなどの海鮮もふんだんに入っていて、スープに旨味がぎっしり!それでいて優しーい味なので飲んだ次の日には嬉しいお味!これだけ海鮮がはいって55TWDはお安いのではないかしら!
周りを見回すと、辛そうな赤いスープのものや、つけ麺のようにスープと麺が別々のものなど食べている方もいらっしゃいました。みんな待っても食べたい海鮮麺!
満足満足して、相席のおばちゃんにありがとうとサヨナラを伝えて、さあ、一度はむ家へ戻り、次のお宿へ向かいましょう。
このお宿が本当に素敵だったのです!台南は古い建物をリノベーションした民宿やゲストハウスが多いということで、今回はどこかでそういうお宿に泊まろうと思い、探したのが今回のお宿。いやああ、テンションあがったわあ
☆興居台南☆
新美街のほとりにほど近く、ここかしら?と少し入り口で悩むかとは思いますが、中に入ると天井の高いスペースにセンスのいい家具や雑貨が置かれているリビング。
英語の話せるオーナーは何か困ったことがあったらいつでも連絡してね、と言ってくれるし、おかえり、行ってらっしゃい、困ったことはない?と気にかけてくれます。奥のスペースがご家族の居住部分だそうで、京都の町屋のように奥へ長い建物。
どこを撮っても絵になるなあ。
お部屋の窓から奥を覗くとこんな感じ。
お部屋はこんな感じ!うわーーーいベッドひろーーい!のびのびーー
シーツはパリッと清潔。バスタオルもふっかふか。うふふのふです。
しかし、お気づきになりましたか?ここのお宿の各部屋のトイレはあの奥のカーテンの向こう。布一枚隔てた所でトイレをするのは大分仲良しというか関係性の深い人とでないと厳しいかもしれませんね!
でもだいじょうぶ、共同トイレも各階にありますよ。
んねっ、素敵でしょう?あんまり宿にこだわったりしない私ですが、お宿素敵だとテンションあがるんですね。
ここは市場やグルメストリートの国華街も近いし、非常に便利でもありました。オススメ!
台湾一人旅七日目① 肉、野菜、魚、雑貨、肉、肉、エステ!
11月4日 はーーー!今日も台南はいい天気!素晴らしい!
昨日、はむ家のヘルパーさんらと良く飲んだので今日は少しゆっくり起きて、水仙宮市場の辺りまで行って朝ご飯を食べて、台南三つ目のお宿へ移動します。
起きて外にでるとはむ家の常連さんに遭遇しました。水仙宮市場に行くとお伝えすると水仙宮市場には人気の海鮮麺やさんがあり、行列が出来てるからすぐに分かるとのこと。ふむふむ!なんて皆さん情報通なんでしょうか。
とりあえずは、水仙宮市場へ向けて出発しましょう!
日本の漫画がここ台南でも大人気のようでありますな。HUNTER×HUNTERどこまで進んだんだろうー。ここ台湾では両さんは亀有派出所ではなく、なんですか?烏龍派出所に勤務しているのですか?
なんとも素敵な駄菓子屋さんですが、なに味のキャンディーなんでしょう。全く不明、しかし心躍る。
さささ、近づいて参りましたよーーー
テンションあがるーーーー
提灯とオジサンの背中、そしてそのキャップ!市場だああーーー
うわああーーい!朝の市場は賑やかだーい。肉、魚、野菜、それに服から雑貨まで何だって揃う市場。売りたいろ買いたいの気持ちの行き来、飛び交う中国語、なーんもわからんが受け取る勢い!たーーーーのーーーしーーーい!
アジアの市場といえば、なんてたってこの大胆な肉屋さん!
ほーれほれほれ、鶏じゃ!ちょっと前までは生きていた鶏をお前は買って帰るんか?肉はな、命だぞ!心しろ!とどこやらなにやら声が聞こえてくるようです。
日本のスーパーで見るお肉とは違う、リアリティを持った命がここにあります。
頂きます!お肉もお魚も野菜も!
台南は港町、海鮮も沢山ございます!見て歩いているとたっくさん元気に声をかけてもらうのですが、言葉が分からない+旅行者ゆえ料理をしないため、買えない!
こういう市場で日常的に買い物をする生活。まけてもらったり、あーだこーだ世間話したり。距離の近さで大変なこともあるだろうけれど、羨ましくもあり、私勝手だなあ。
トントントーーンと並ぶ生首!綺麗な目玉をしているからきっと新鮮。
でも魚ってみんな同じ顔に見えるけど実は魚界では全然違うやんけ!という個性に溢れているのかな。
乾物やさん!乾物やさんといえば私はねじめ正一なんですが、それは国語の教科書に実家の乾物やさんを手伝っていたら同級生の女の子が買い物にきて、みたいな話が乗のっていたにからなんです。いつだって乾物やさんといえばねじめ正一。
台湾版茶碗蒸し!私、茶碗蒸し大好きなんです。長崎に老舗のお店でドンブリで茶碗蒸しを出すお店に行った時、感動的したなあ。これもやっぱり食べてみるべきだったな。次回こそは!
ダックの壺詰め?壺の蓋にダック?
市場は専門店に細分化して見て歩くだけでほんとに楽しい!
韓国のキンパか、日本の助六か!胃袋が六個あればいいのになーー
こちらは麺!鍋の後に、こんな麺やさんがあったら楽しく締めの麺を選べますよね。
焼き魚も種類豊富に揃えてお待ちしておりますし
こんな風にお洋服だって売っています。更には
突然の美顔エステなどもございます!
肉、魚、雑貨、肉、野菜、野菜、エステ!などという並びのエステにもこの市場が日常になれば通えるようになるんでしょうか。ワタクシにはまだ勇気が出ず挑戦出来ずにおります。
水仙宮という名前の通り市場の中にはお廟もあります。近くのお店は御利益ありそう。
ほーーら御利益ありそう。実際は知りませんが、何となくね!
ほーれほれほれ、これはカボチャですよね?違うかな、違うならこれは一体何なんだろう、、、
あーー、南国のフルーツの色味って鮮やか。しかし、私、ドラゴンフルーツって美味しいものを食べたことがないんです。美味しいんですか?
そんな風にウロウロしていたら
亀?!亀は売っているの?それとも飼っているの?亀?!
そーーんなこんなで市場をこれでもかと満喫しつつ歩いているとなにやら行列のお店があるではないですか!これはきっと、はむ家さんで聞いた海鮮麺やさんではありませんか!
次回は絶品海鮮麺大興奮の民宿について!
台湾一人旅六日目② ゴッドブレスユー
さてさて思うさまのんびりした後は、またトコトコ街歩きです。
あっちこっち、最早どこの廟だか写真の判別つかないけれど、雰囲気だけでもお伝えできれば!さあ、いってみよーーー
こちらにも神様が。神様こんにちは。屋根の上の獣?勇ましいですね。
こちらは大きな大天后。前に来たときは工事中でした。
狛犬って好きです。勇ましさと共に愛嬌も感じられて、可愛い。こちらは首にリボン付けていられて、更に可愛さアップですな!小首を傾げる角度も素敵。
ここは、どこ、、?
しかしどこの廟でも皆様本当に熱心にお参りされていて、写真を撮るのがはばかられるほど。
お供え物にお線香、それから黄色い紙の束を持ち、真剣にお祈りされています。
お作法もあるようで観察していたんだけど今イチ分からない。ので、気持ちだけは真剣に私も混ぜて頂いて、一緒にお祈り。聞けば願いが叶った時にはちゃあんとお礼にも訪れるのだそうです。
大天后でお参りしたあとにベンチに腰掛けて皆さんをしばらく眺めていたら、隣に座ったご夫婦に何やら話しかけられる。しかしやっぱり聞き取れない。悔しいな片言であってももう少し出来ていたらな。と中国語勉強しようとふんどしを締め直す思い。
皆さんお参りしたあとは、黄色い紙をこうして燃やしていました。黄色い紙、あれ何だったんだろう。赤い字で文字も書いてありました。燃やして神様に届けるのかなあ。
それぞれの願いが煙になって空へばんばか昇ってゆきます。ここでも燃やすよね~昇るよね~
ほら、奥にも廟が佇んでおります。
ここにも小さな廟が。カラフルさは変わりません。
それぞれの神様たち。真剣な、すごい数の願いを受け止める懐の大きさはさすがとしか言いようがありません。人間には出来ることではございません。
あ、ほら黄色い紙。なんだろう、紙銭とか?んーー。しかし、お供え物もお花もカラフル。神様の周りはとっても賑やか!お供え物が駄菓子だったりもして愛くるしい。
柱に絡みつく、竜!悪を食らうぞ!竜! 勝手なこと言ってますけども。
新美街の廟の辺りではこんな風な黄色い紙や神様お参りグッズのお店が並びます。夜にこのあたりを通ったら、降ろしたシャッターの向こうからジャラジャラと麻雀牌をかき回す音が聞こえてきました。家族でやるのかなあ、麻雀。
こんな風にご自宅でも黄色い紙を燃やす姿も何度か見かけました。
神様が生活と共に居て、願うこと祈ること感謝すること、そしてそれをきちんと形や行動で示すこと。それが台湾の人達の普通なんだろうな。
味わい深いお茶屋さん。いいねえ
歩いていて「お!なんだこの路地は!」と思えばそっちに迷い込み、「何じゃこっちにも続いているぞ!」などとあっちこっちグングン進むと思わぬ所に繋がったり、あれ、こっちに出るのね!と発見したり、自分なりのその街の地図が身体に入ってくるようで、面白い。
そんな風になーーんも考えず歩いていたら
いつの間にやら永楽市場の辺りまでやってきていました。ここら辺はグルメ街!小腹も空いたので謎の食べ物富、碗粿を頂いてみましょうぞ!有名な富盛號碗粿へ!
有名店は人がいっぱいだったため、中ではなくカウンターのような所に。おかげで碗粿作りを観察できました。テイクアウトの箱も沢山!お客さんひっきりなし!でも店員さんはにこやかで優しかったです。
こちらが初めましての碗粿!これすごーーく不思議な食べ物でした。甘じょっぱいあんの下は蒸した、なんだろうな。なんだ、これは。蒸したやつ!お肉やなんかが入っています。思いの外美味しい。しかし食べたことのないもの。食文化って本当に色々。おもしろーい。
永楽市場の二階は居住部分らしいですね。市場はきっと夕方より午前中の方が活気がありそうだなあと思い、正興街を冷やかして宿で休憩することに。
正興街もだし神農街や韓国の全州に行った時も感じたのですが、古い街を観光地化するのってなかなか難しいんだなって思います。アジアは何故だかファンシーになる気がする。レトロな雑貨屋さんでも置いてある雑貨は結構ファンシーなキャラクターだったり。何でだろうと思ったらはむ家のヘルパーさんが台湾の人は大人でもファンシーなキャラクターが好きなんだよって教えてくれました。なるほど、ニーズが違うのね。
一休みした後、夕飯どうしよっかなって思っていたら丁度はむ家のヘルパーさんともう一人のお客さんと飲みますか!という話になり3人ではむ家近くの居酒屋へ。
お任せで注文してもらったどれもこれも美味しくてビールにぴったり!特に右に写ってる茶色い奴、牡蠣にピーナッツかけてるのがほんとに美味!
二人の色んな話を聞いてふんふん頷いたり笑ったり、とても楽しい時間を過ごして本日は終わり!
明日ははむ家を出て、台南三軒目のお宿に移ります!
台湾一人旅六日目① 水果茶となんもしない贅沢
11月3日 今日も台南は晴れ!何日和?お散歩日和!!
台南に一週間居ようと決めた時に、なーんにもなくて暇だったりするような日々を過ごしたい。という気持ちがありました。どこに行っても行かなくても、何をしてもしなくても、構わない時間を過ごそうって。いろんな路地にただただ入っていってみて、そこに暮らす人達の暮らしを覗かせてもらいたいなと。
というわけで、更に更に何でもない街歩きに出かけようではないか!
台南が好き、という人の多くはやっぱり街歩き路地歩きに魅力を感じているんではないのでしょうか?
歴史ある街の縦横に小さな路地が走って、少し入れば毎日の生活を感じられたり、大きなものから小さなものまで本当に沢山の廟。そのどれもが大きさに関わらず丁寧に手入れされ、お花が溢れお線香が焚かれ、色とりどりに彩られた神様が地元の人達の願いや想いを受け止めている様子は、日本人の私とは違う本当を生活に持っているんだなって思います。
今日は路地へ路地へと入り込み、お邪魔して日本人の私も私の周りの人達の健康や幸せについてお祈りさせて頂きもしましょう。
あちらへこちらへ計画もなくフラフラしていると、台南は秋とはいえ鮮やかな色の花が咲いております。単純な私はこういうもので簡単に心がウキウキしてきます。
こちらもまだまだ花盛り。
北欧の人がうつ病になるとお医者さんは南へゆけ。という、と聞いたことがあります。なんとなく分かる気持ちがします。太陽をさんさんと浴びて、カラフルな植物を見る、というのは理屈じゃなく心を明るくしてくれる力がありそうじゃあないですか?
プラップラしていてたどり着いたのは孔子廟近く。ここまで来たなら、あの有名喫茶店へ寄ってゆきましょう。
入り口への路地がめっちゃ狭い、知らなければ見落とす、太ったら入店出来ないんじゃないか?でお馴染みのこちら窄門!
前の方の体丁度のこの路地見て頂ければ分かる通り、本当に狭い路地を入りましょう。
カフェだと知らなければまさかカフェとは思えない。攻めてるカフェ窄門。
でももはや有名カフェでありますし、私も慌てず二階へ向かいます。
二階にある店内は思いの外広くて、開放的。メニューで注文を決めたら入り口のレジへいって注文します。
オープンな窓から差し込む光がレトロ、、ぼろ、、な店内を照らしています。
お洒落な最近のカフェではないけれど、昔神保町のレンガ作りの赤いソファーの喫茶店で働いていた私にはとっても落ち着くカフェ、というよりは喫茶店、と呼びたいようなお店です。ナポリタン、めっちゃ作ってたなーーーー
注文はこちらの水果茶。フルーツの香りと程よい甘さがプラップラしていた私の身体に染み渡ります。
向かいのお席もどうやら日本人の女性二人組。土日はきっともっと日本人多いでしょうな。少しするとカップルさんもやってきて、それでも広い店内では気にならない位にのんびりできて、またもゆっくり絵葉書買いたり、ただただぼーーっとする至福至福。街を歩くことがどうしてこんなに楽しいのだろうかしら!
窄門の窓からは孔子廟の後ろに広がる公園?運動場?
緑溢れる、光り輝く、そんな世界を眺めながら涼しい所で水果茶を飲む。何の予定もない。どこへだって行けるし、行かなくたっていい。
これを幸せと言わず、何が幸せなのかしら!!
歩け歩けの1日、次回へ続く!
台湾一人旅五日目③ 想いも願いも色まみれ
台南の街中に戻り、今日の台南はどんなんかなーー。とパトロールよろしく少しフラフラしていると、昨日まではいつも通りだった新美街のほとり、地球儀カフェの前が通行止めになり、何やら建てたり並べたり準備の真っ最中!
なになになにーー、面白いことが起こりそう!これはあとでまたこなければ!と心にきめて、一度はむ家に戻り、幸せな昼寝をきめて、16時過ぎにまたゆくと、そこはカラフルってのはこういうことだ!と身にしみるような色と光に溢れる場所になっておりました!
きゃあああああ!とんでもないとんでもない、どうしようワクワクする、ドキドキする、テンションあがるーーーーー!
後日聞いた所によると、近所の廟の300年祝いだったらしく、神様への感謝の宴が道を通行止めして盛大にひらかれておりました。
宴は100メートル位にも及び、こんなにもあなたに感謝しています!という気持ちをどのくらい形にできるか、そしてこの想いを表すにはシックになんて抑えていられない、あの色もこの色も全部使わなきゃ!ねえ、届いてますか、神様、私たちのこの想い!!
というような爆発した想いの込められた宴は随所に日本人の私の普通を飛び越えた、「これは、、、なんだ?」という気持ちにさせられるものでもありました。
それでは、神様への心のこもった台湾ワールドをご覧下さい。
このように奥の奥まで宴は続きます。
カエル?笠をかぶった、豚?なぜ?
少し近寄ると、生姜の山に座るサングラスにキセルをくわえた豚、そして水辺を表したオブジェを彩るファンシーな置物。
なぜ生姜、なぜキセル、なぜサングラス、、カオス!
カエルの上の神様、めっちゃ上機嫌。そして周りには目出度い餅やお菓子の数々。
このようにミニチュアの宴席がこしらえられ、ウキウキするようなパーティーが開かれているわけです。なんですか、目に見えないお客様でいっぱいなんですか?今神様の皆様はヘベレケでゴキゲンですか?
目出度い!神様も料理の真ん中で決めています。
これ、綺麗ですよねーー。瓜を細工したライト。後で友達に聞いたらこのアート?有名らしいですね。ナントカカントカでしょう?って言われました。知らなかったので忘れました。綺麗な細工、神さまもお喜びでしょう。
もちろん酒もふんだんにご用意しております。
お酒はお清めにもなるというのはどこも同じでしょうか。
拝啓、神様。あなたもギャンブルがお好きなのでしょうか。もしお好きなのであればこちら中華風将棋のような卓でお楽しみ頂ければ幸いです。
肉なども沢山ご用意しております。こちらは人間界の諸問題により真空パックによるご提供。なにぶん台南は熱帯ゆえご考慮頂きたい!
そして混乱の極みがこちら!
海老の甲冑をまとった、武士!左右を守ります!
なぜ、海老!中身はどこへ!海老!
高名な武将の神様なのでしょうか、でも海老の甲冑というだけでどうしたってオモシロになってしまいます。どうしてよーーー海老。台湾では普通なの?海老。
道の反対側にはステージも設置され、既にお客様が開演をいまかいまかと待ち構えています。しかしどうも雰囲気をみているとまだ開始は先のようでリハーサルの最中みたい。そこで夜ご飯を先に食べたりしてこようと一度ここをはなれることに。
リハーサルの横をとおると、どうやら生演奏のよう!これは楽しみ!後でね~
神農街のお洒落カフェでたっけえビールを飲みながら街を眺め、
有名な七面鳥ご飯とスープを飲み干し、先程の祭り会場へ戻ります。(長くなるので割愛ですが、どちらもどこかできちんと情報になっているところですので省略!)
先程よりも人が集まり今か今かと開演を待っています。
結局始まったのは19時過ぎ!16時からまっていた人達の情熱たるや!
始まったのは若干のアマチュア感ある雑技団的な踊りとクルクル回る雑伎。全部揃っていない踊りなどもまた可愛くて、子ども達がクルクル回ると起こる拍手も暖かく、地元のお祭りのステージの素晴らしさ、暖かさを感じました。写真はないけれど途中で花火みあがったり思わず「うわあ~!」と声が挙がってしまいました。
最後はなんだろう、日本でいうところの檀家代表みたいな方々がお菓子だかお餅だかを撒く儀式で終了。まるで日本のお家の棟上げみたいね。
日本では見られない台湾の皆様の神様への想いが大いに現れたお祭りはとってもとってもワクワクするものでした。
人が生活するということは、願いも希望も悲しみも喜怒哀楽まぜこぜのきっと色んな色味そのもので、その願いを極彩色にアメアラレと降り注がせたようなお祭りでした!お邪魔しました!