東京台湾あっちこっち

東京にすむ30代半ば、台湾を好きになりいちから中国語。

クラウド・ルーのライブに行ったのだ!!盧廣仲!

お久しぶりです!突然、急に、前触れもなく、再開します!

 

さて昨日のお話です。

私は好きになってから一年、ついに、ようやく、念願の、初・生クラウド・ルーのライブに行ってまいりました!!

台湾では盧廣仲、ここ10年で一番成功したアーティストと呼ばれたり、台湾で一番大きなアリーナも即完、今年は大きな音楽賞もまた受賞し、さらには新人俳優賞も受賞するなど、まさにスター!!という経歴ですよね。

それなのになぜか親しみを感じてしまうのは、あのほのぼのとしたルックスからくるところかしら?

 

とにもかくにも、台湾を好きになり、台南にはまり、知ったクラウド・ルー。

綺麗なメロディーとあの独特かつ伸びやかなまっすぐな声に虜になりまして、ライブに行きたい!生で歌声を聞きたい!という、一年分の思いがついに現実になったのです!嬉しい以外の言葉がないね!

 

会場は赤坂ブリッツ。一体何年ぶりだ、赤坂ブリッツ。大分周りも変わったな、赤坂ブリッツ、でした。

仕事を早引けにして、その上、最早午後は早く終われとしか思っていない、心ここにあらずとはまさにこのこと。というような状態で地下鉄乗り継ぎ、向かうとそこは中国語と日本語が飛び交う場所でした。

そう、台湾からライブに来られた人もとても多くて、あちこちから中国語が聞こえてきたのです。海をこえて来られるほど、ほんとに大人気のアーティストなんだなあと思ったり、いや、日本に住んでいる人もいるのだろうなと思ったり。

 

にしても!ライブ会場って、みんなの、楽しみ〜!という気持ちが溢れるなんだか幸せな場所ですよね。私は一人ぼっちでスタンディングエリアに佇みながら聞いてもまだまだ分からない中国語のやり取りをぼんやり聞いたり日本のファンの方の自撮りに写ったらどうしよう、と無駄にドキドキしておりました。

 

ライブは!もう本当にほんとに楽しかった!!!!!!!という単純な言葉しか出てきません。楽しい曲はもちろんのこと、とにかく圧倒されたのは弾き語りでした。あの、独特の音色のある声がまっすぐに伸びやかに会場中に響き渡り、なんかもう、歌声が身体にドドドーーーン!と入ってくるかのようで、息をのむのも煩わしくなるような、素晴らしさでした。

会場全体が1つの音も聴き逃さないように、というか一人一人の耳を、身体を、五感全部を、研ぎ澄ませて聞き入る空間で、広がる広がる歌声に、驚きと感動をするばかりでした。

中国語を、中国語の曲を、和訳は見たことがあっても、その場で聞いてすぐに分かるのはまだまだ全然難しいのに、意味とかそんなん飛び越えて心が震えて、音楽って素晴らしいと改めて思いました。音楽があって良かったなって。

 

カンペ2枚を握りしめて行われたMCは、大変に拙い日本語が、それでも伝えたいという気持ちも伝えてきて、大変に微笑ましかったです。

椅子に座って歌うときの、あの有名な足ピン!やグルグルには、うわあ!ほんとにやるんだあ、これ!みたいな気持ちになり、妙に嬉しかったです。

 

正直、スタンディングはもう少しキツイお年頃になってきたことを感じましたが、そんなもんもなんもかんもどうでもいいやーーー!という位に沢山楽しいライブでした。大好きなあの曲この曲が聞けてご満悦でしたし。


盧廣仲 Crowd Lu 【大人中】 Official Lyrics Video


盧廣仲 クラウド・ルー【幾分之幾】日本語訳詞付き Official Music Video

いやあ、音楽ってほんとうに素晴らしいですね。と私の中の淀川長治が申しております。文言、合ってますか?

 

そして、もうひとつ面白かったのが、台湾の方々がみなさま沢山録画、撮影されていたことです。日本だと必ず禁止のアナウンスがあるけれど、ないなあと思っていたらみなさま隠すことなくガンガン撮られていて、うわあ!なんて違うのかしら!とびっくりとおもしろを感じました。

 

夏前から、家族の病気のために実家に頻繁に行き来することになったり、それによる諸々でこのブログも中国語も一時休止していましたが、ようやく落ち着いた初冬。あれやこれや、それでも心配事は耐えないのですが、ブログも中国語もまた再開できて嬉しいばかり。スムーズにはいかなくても、それでもそれでもと思います。

私の会社では恐ろしいほどに風邪が蔓延しております。私も声が枯れました。みなさま、お気をつけて。また、のんびりとやろうと思います。気が向いたら、よろしくお願いします。