東京台湾あっちこっち

東京にすむ30代半ば、台湾を好きになりいちから中国語。

下がりたくなるお年頃 四声の話

東京は雨の日曜日です。皆様いかがお過ごしでしょうか?

あったかいのやら寒いのやら気温がよくわからなくって困ってしまいますね。4月から再開したばかりの中国語学習。平日週二回のオンライン中国語とNHKラジオまいにち中国語の二本立てでやっております。どちらもまずはいちから!発音命でやっている日々。しっかり口を動かして、大きな声で練習していますので、お隣さんやご近所さんに「あそこんち、変な音がしてくんな!」と思われている可能性は大ですけれど。

オンライン中国語の先生はやっぱり明るくしっかりと教えてくれているので、私はのびのびとやっています。が!やっぱり日本語にはない発音の多い中国語、難しい~。画面越しの先生の口の動きをかぶりつくように見つめ、真似しては繰り返す、です。発音そのものの難しさもさることながら、中国語には四声があるもんだから、もう会話文なんててんやわんやですよ。

四声、音の高さの上がり下がりが4つあって、同じ発音でも四声によって意味が全然違ってくる。というのは有名なお話せすよね。1声は高く平ら。2声は低いところから一気に高く。3声は一度低くして少し上げる。4声は高いところから一気に下げる。この4つ。日本語は音の抑揚が少なくてのっぺりとした言語なので、特に2声の上げが足りない事が多いなんて聞きますが、わたくしもそう。そして、4声が大好き。気持ちいいみたいで、すぐに下げたくなってしまいます。いかんいかんと思うのですがいかんせん気持ちがいいみたいでねえ、ついつい下げまくっているのです。

4声の聞き取り、これは何声と何声?なんて問題も苦手!画面に耳がくっつくんじゃないかという位に近寄り、耳をそばだて、元気よく回答し、盛大に間違える!!汗かくってもんですよ。それでも先生は「発音もリスニングもいいですよーー」と褒めてくれるので、直球で受け止めて、謙遜なんて言葉は知らん!とばかりに胸張ってやってます。誉めは全力でもらってやる気を起こす!です。

 

復習復習と発音テキストで練習しています。ちなみに私がつかっているのはこちら。

 

改訂新版 紹文周の中国語発音完全マスター

改訂新版 紹文周の中国語発音完全マスター

 

 いっちばん有名なやつですね。もうこれを何度も繰り返しております。四声組み合わせた単語をダーーーーッと発音していくやつなんて最初の頃はあまりにこんがらがってトランスするんじゃないかしら?と思ったほどの音の洪水に思えましたが、ここのところはようやっと、単語として認識出来てきましたよ。日々これ積み重ね。一歩一歩が道になる。人間だもの。ね?

しかしまあ、抑揚の強い、様々な種類の発音のある中国語はまるで音楽のようですね。四声の動きに合わせて手を動かしながら読んでいるとまるで指揮者のようではないですか!それからそれから、述語やら副詞やら目的語やらそんな言葉達も高校生以来に再会ですよ。あなたたち、何だったっけ? いかに日本語を頭ではなく無意識に使いこなしているのかを実感。第二言語習得するってのは並じゃないですね。

 

ままま、始めたばかりですし、焦ってもうまくはならない発音と向き合いながらの2018年春。職場も新年度、いちからいちから。

中国語を習得した方々の一番苦手な発音てなんなんだろう?rかな、ingかな。違うやつかな。今日は日曜日、お休みなので、復習をして家事をして、これから友達の家でたこ焼きパーティーです。皆様もいい春を!