台湾一人旅九日目① 自強号は私を乗せて
11月6日 今日は高雄に移動する日。高雄は都会でしょう?そうでしょう?
とりあえず、朝ご飯を食べるために一度外出しましょう。今日の朝ご飯ははむ家の常連さんたちにすごく美味しいよ!と聞いていた六千牛肉湯に行くのだ!と昨日から決めていました。土日はきっと混んでいるから月曜日、最後の台南朝ご飯にしようって。宿からは歩いて10分位。まだ一日の始まりきらない台南の街を散歩がてらぶらぶら歩いて行きます。
学生さん達はもう一日の始まり。学校へ向かっています。学生さんの朝は早いな。私も毎日朝練をしていた中学校時代が一番過酷なスケジュールだったように思います。朝練して授業受けて放課後部活して帰って塾へいく。どんだけ忙しいスケジュールだよ。よくやってたよ、中学校時代の自分。
などと学生さんを尊敬し、学生時代の自分を誉めながら歩いているとたどり着きましたは六千牛肉湯!
お店に着くと丁度食べ終わり立ち上がった人に見覚えが、、はむ家の常連さんではありませんか!朝の挨拶をするとその方曰く「月曜日にきて正解だよ。土日は行列だから!」とのこと。ふふふ、目論見大当たり。美味しいよ、ごゆっくり。とのことばを頂いて、牛肉湯とご飯を注文。
こじんまりとしたお店ではありますが、道路の軒先にまで広がったテーブルはなかなかのお客さんの入り具合。人気店だということですね。街中からは少し歩くけどそれでも食べたい牛肉湯ということでしょう。
生姜とタレは自分で持ってきます。
うわーーやっぱり牛肉湯が澄んでいます。一口飲んで、うん!これこれ!となる美味しさ。新鮮な牛肉たっぷりなのに本当にさっぱりとしたスープ。タレと生姜を絡ませて食べる牛肉はたまりません。山盛りのご飯も朝からモリモリ食べられます。一日のエネルギーにしっかりなってくれそう。
朝ご飯をしっかり食べると、一日しっかり歩けそう。始まるぜって感じです。
大満足の朝ご飯を満喫して、一度宿へ戻り荷物をパッキング。
台北の宿で「それだけ?!」と笑われた荷物も台南で買ったあれやこれやが増えて大分重くなりました。
素敵お宿のにこやかオーナーにありがとうとさよならを伝えて、外から地球儀カフェにまたね、とテレパシーを送り、台南駅へ向かいます。
台南駅は南国の香り漂う古い建物。昔のばあちゃんとこの駅を思い出す待合所のベンチ。
これから何処かへいく人のざわめきや誰かを待つ人の思いやら、なんもしてないけどただいる人の日常やら、色々なものが充満しています。
ばあちゃんは扇風機の前で爆睡。お乗り遅れのないように。
窓口で次の自強号の切符を購入し、プラットフォームへ。月台って書くんですね、なんだか綺麗。月台。
最終日はちょびっと曇り空。でも、よく晴れた旅行で幸せなことでした。
向かいの月台は繁字体なんだなあ
私を高雄に連れて行ってくれる自強号がゆっくり月台に入ってきます。
長年使われてきたであろう歴史感じる車体です。
ああ、沢山歩いて食べてなんもしてないけど色々感じて、のびのび健やかな時間を過ごしたものです。またこなくっちゃ!台南!
さあ、初めての高雄!都会なんでしょう、高雄!待ってろ高雄!
年内に終わらせたいのに旅行記~ 続く!