台湾一人旅六日目② ゴッドブレスユー
さてさて思うさまのんびりした後は、またトコトコ街歩きです。
あっちこっち、最早どこの廟だか写真の判別つかないけれど、雰囲気だけでもお伝えできれば!さあ、いってみよーーー
こちらにも神様が。神様こんにちは。屋根の上の獣?勇ましいですね。
こちらは大きな大天后。前に来たときは工事中でした。
狛犬って好きです。勇ましさと共に愛嬌も感じられて、可愛い。こちらは首にリボン付けていられて、更に可愛さアップですな!小首を傾げる角度も素敵。
ここは、どこ、、?
しかしどこの廟でも皆様本当に熱心にお参りされていて、写真を撮るのがはばかられるほど。
お供え物にお線香、それから黄色い紙の束を持ち、真剣にお祈りされています。
お作法もあるようで観察していたんだけど今イチ分からない。ので、気持ちだけは真剣に私も混ぜて頂いて、一緒にお祈り。聞けば願いが叶った時にはちゃあんとお礼にも訪れるのだそうです。
大天后でお参りしたあとにベンチに腰掛けて皆さんをしばらく眺めていたら、隣に座ったご夫婦に何やら話しかけられる。しかしやっぱり聞き取れない。悔しいな片言であってももう少し出来ていたらな。と中国語勉強しようとふんどしを締め直す思い。
皆さんお参りしたあとは、黄色い紙をこうして燃やしていました。黄色い紙、あれ何だったんだろう。赤い字で文字も書いてありました。燃やして神様に届けるのかなあ。
それぞれの願いが煙になって空へばんばか昇ってゆきます。ここでも燃やすよね~昇るよね~
ほら、奥にも廟が佇んでおります。
ここにも小さな廟が。カラフルさは変わりません。
それぞれの神様たち。真剣な、すごい数の願いを受け止める懐の大きさはさすがとしか言いようがありません。人間には出来ることではございません。
あ、ほら黄色い紙。なんだろう、紙銭とか?んーー。しかし、お供え物もお花もカラフル。神様の周りはとっても賑やか!お供え物が駄菓子だったりもして愛くるしい。
柱に絡みつく、竜!悪を食らうぞ!竜! 勝手なこと言ってますけども。
新美街の廟の辺りではこんな風な黄色い紙や神様お参りグッズのお店が並びます。夜にこのあたりを通ったら、降ろしたシャッターの向こうからジャラジャラと麻雀牌をかき回す音が聞こえてきました。家族でやるのかなあ、麻雀。
こんな風にご自宅でも黄色い紙を燃やす姿も何度か見かけました。
神様が生活と共に居て、願うこと祈ること感謝すること、そしてそれをきちんと形や行動で示すこと。それが台湾の人達の普通なんだろうな。
味わい深いお茶屋さん。いいねえ
歩いていて「お!なんだこの路地は!」と思えばそっちに迷い込み、「何じゃこっちにも続いているぞ!」などとあっちこっちグングン進むと思わぬ所に繋がったり、あれ、こっちに出るのね!と発見したり、自分なりのその街の地図が身体に入ってくるようで、面白い。
そんな風になーーんも考えず歩いていたら
いつの間にやら永楽市場の辺りまでやってきていました。ここら辺はグルメ街!小腹も空いたので謎の食べ物富、碗粿を頂いてみましょうぞ!有名な富盛號碗粿へ!
有名店は人がいっぱいだったため、中ではなくカウンターのような所に。おかげで碗粿作りを観察できました。テイクアウトの箱も沢山!お客さんひっきりなし!でも店員さんはにこやかで優しかったです。
こちらが初めましての碗粿!これすごーーく不思議な食べ物でした。甘じょっぱいあんの下は蒸した、なんだろうな。なんだ、これは。蒸したやつ!お肉やなんかが入っています。思いの外美味しい。しかし食べたことのないもの。食文化って本当に色々。おもしろーい。
永楽市場の二階は居住部分らしいですね。市場はきっと夕方より午前中の方が活気がありそうだなあと思い、正興街を冷やかして宿で休憩することに。
正興街もだし神農街や韓国の全州に行った時も感じたのですが、古い街を観光地化するのってなかなか難しいんだなって思います。アジアは何故だかファンシーになる気がする。レトロな雑貨屋さんでも置いてある雑貨は結構ファンシーなキャラクターだったり。何でだろうと思ったらはむ家のヘルパーさんが台湾の人は大人でもファンシーなキャラクターが好きなんだよって教えてくれました。なるほど、ニーズが違うのね。
一休みした後、夕飯どうしよっかなって思っていたら丁度はむ家のヘルパーさんともう一人のお客さんと飲みますか!という話になり3人ではむ家近くの居酒屋へ。
お任せで注文してもらったどれもこれも美味しくてビールにぴったり!特に右に写ってる茶色い奴、牡蠣にピーナッツかけてるのがほんとに美味!
二人の色んな話を聞いてふんふん頷いたり笑ったり、とても楽しい時間を過ごして本日は終わり!
明日ははむ家を出て、台南三軒目のお宿に移ります!