東京台湾あっちこっち

東京にすむ30代半ば、台湾を好きになりいちから中国語。

台湾一人旅五日目① 君はお釈迦様

11月2日 朝ご飯は夕べはむ家の皆さんの情報力のお力を頂いて、台南公園近くのサバヒー粥の朝食やさんへ。皆さんの情報だとここはサバヒーも大きく、間違いなし!とのこと。

お店までは宿からブラブラ20分位。朝の散歩にはぴったり。

途中で小さめの朝市を見つけたので、後で寄ろうと心にきめて、つきましたはこちら!阿憨鹹粥!

f:id:kodomonoanikito:20171207190834j:plainメニューが大きくて、指差し注文しやすいね、阿憨鹹粥!

f:id:kodomonoanikito:20171207191021j:plain地元の方々で賑わう店内は朝の台南の日差しも眩しく、一日の始まりにぴったり!

みんな青いプラスチックのスツールでそれぞれの一日の始まり。

おじちゃんおばちゃん観察しているすきに、やってきましたサバヒー粥。

f:id:kodomonoanikito:20171207191304j:plainなんと立派な身でありましょう!

下にはご飯がたっぷり。優しい味付けのスープにパクチーの風味がきいています。

あっさりとした身のサバヒーは周りの人の観察によると、醤油つけて食べでもいいみたい。あーーー、身にしみる。サバヒーは骨の多い魚らしいですが、もちろん取り除かれた食べやすい状態です。

シンプルな味付けだけど、朝一日のエネルギーに良いですな。

 

しっかり完食した後はくるときに見つけた市場に寄り道。

f:id:kodomonoanikito:20171207191830j:plain小ぶりな市場ではありますが、入り口にはずらりと並ぶ原付!

店を冷やかしている間も隙間があればひっきりなしに通り過ぎていきます。

f:id:kodomonoanikito:20171207192059j:plain安いのか、高いのか、台南野菜価格の下地がないためわからない。買っても使えないそれなのに市場歩きはどうしてこんなに楽しいんだろう。買えないのに。

f:id:kodomonoanikito:20171207192334j:plain練り物やさん~。日本のおでんもそうだけど、練り物って入れるのと入れないのでは味が大きく違う!ピンクの帽子、素敵です。

f:id:kodomonoanikito:20171207192643j:plain朝から、小さな市場だけどみんな毎日のためにお買い物。賑わっております。

よそ者、お邪魔しますよー。覗かせてくださいなー。

f:id:kodomonoanikito:20171207192911j:plainおかず、おかず、どんな味なんだろう。あ、お店の方すみませんね。冷やかしで申し訳ない。楽しいです。

f:id:kodomonoanikito:20171207193145j:plain海産物もございますー。海の近く、台南。魚もイカも貝もありますよー。

買えないのに楽しい!

 

そして、この謎の果物を是非とも食べたいと思っていたものに出会えました!

こちら釈迦頭!

f:id:kodomonoanikito:20171207193818j:plain釈迦頭の名前の通り、まさにお釈迦様の頭のようなこの見た目。一体全体君はどんな味なんだい?これは食べねばと店のおじちゃんに「ひとつください」と伝えると、「すぐ食べるのか?」と(多分)。うんうん頷くとおじちゃんはいくつか釈迦頭をチェックして「すぐに食べられるものはないよ、まだ熟れてない!」と(多分)。えええーどんなものかすごくすごく気になっているのに食べられないの?目の前にあるのに!と明らかに寂しい顔つきをした私に、横にいたおばちゃんが助け船を!おばちゃん、おじちゃんに「あ、そこの後ろにあるやつなら大丈夫じゃない?」と天使の一言!(多分)。おじちゃんそれを触ってチェック!うんうんこれならいけるだろう。

と、いうことで無事に目出度く釈迦頭私の元へ!

中国語なのか台湾語なのかすら判別できないそれらのやりとりを、フィーリングだけで感じ取る。人っていろんなものでコミュニケーションしているね!

 

お支払の際に、値段を聞き間違えた私。「ごめんね」と伝えると、するりと返ってくる「問題ないよ」。ここでも、いつでも、こちらがとっさに謝ると、台湾のひとは必ず「大丈夫、問題ないよ」ときちんと言葉で返してくれます。

言葉の分からない国でアタフタしてる時には、こういうのすごく嬉しくなります。

おじちゃんにお礼を言って、念願の釈迦頭手に入れてホクホク。

一度宿に釈迦頭置いて、さあ安平へ向かいますよーー

刻んでしまってごめんなさい、次回へ続く!